ここでは、「フィールドワーク入門」の授業の流れと、
今回の調査がどのように進められてきたのかを説明します。









調査の方法を学ぶ

9月22日に第1回目の授業が行われました。
まずはじめに、調査計画の立て方や調査票のつくり方についての方法を学びます。2003年度の調査報告書を参考にしながら、田中ゆかり先生による講義を受けました。

調査票(アンケート)をつくる

10月に入ると、調査票をつくる作業が始まります。
まず、各自が自分の調査テーマを決めます。テーマは、「ことば」について普段自分が気になっていることや不思議に思っていること、また講義を受ける中で興味を持つようになったことなどから自由に決めることができます。

次に、実際に調査で使う調査票をつくっていきます。お互いに意見を交換できるように、授業はディスカッション形式で行われました。履修者は授業日までに自分のテーマについての仮りの調査票をつくっておき、授業では先生やほかの履修生に意見を述べてもらいます。そのアドバイスをもとにしてさらに調査票へ手をくわえ、だんだん完成された形に近づけていきます。

12月のはじめには、調査票がほぼ完成しました。各々の調査票を先生がとりまとめて編集してくださり、ばらばらだったものがひとつの形になりました。出来上がった調査票は試しに履修者全員で記入してみて、かかる時間や質問の良し悪しをチェックし、問題のある箇所には修正をくわえます。調査の実施日までの間には予行練習も行い、本番にそなえました。

この間に先生は協力校の校長先生・担任の先生方と面談し、調査の手はずを整えてくださっています。

実地調査にむかう

12月22日、実地調査の当日です。 [写真ページへ]

調査の結果を分析する

1月、調査で得られたデータをもとに、分析の作業が始まります。
自分の調べたかったことは何だったか、その質問によって何が聞きたかったのかをよく考えながら、データを集計します。そして得られた数値が一体何を示しているのか、自分なりの考えを混ぜながら説明をつけていく作業が分析です。

報告書をつくる

報告書は冊子タイプのものとWebページのものと2種類作成しました。
はじめて見る人にも分かりやすいように、グラフや表などを用いてつくります。

2月下旬、Webページがサイトアップされ、ご協力いただいた方々に報告書をお送りして、この授業は完結することになります。

冊子・webページ制作日のようす
  







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日本大学文理学部 2004年度フィールドワーク入門