1.はじめに

このサイトで紹介する調査の概要を説明します。




◆ 「日本語学基礎演習2」とは ◆

「日本語学基礎演習2」とは、2005年度後期開講の国文学科専門科目(2年生配当科目)の1つです。
今年度は、田中ゆかりが担当しました。
この科目の内容は次の通りです。

授業テーマ:デパートの多言語状況を調査する

授業のねらい:
 (1)東京首都圏のデパートの多言語状況を調査する。
 (2)社会言語学的な言語調査の基礎を学ぶ。
 (3)事前調査、臨地言語調査企画・調査項目の設定、実施、報告書のまとめ方などを学ぶ。
 
 ※この科目にはTA(ティーチング・アシスタント)がついており、上倉牧子(M1)が、履修者と教員の補助を行いました。



◆ 調査の内容 ◆


東京23区内の21デパート、首都圏の13デパートを調査対象としました。

履修者は、店舗ごとに次の(1)〜(4)の観点からデパートの多言語状況について臨地調査を行い、それを踏まえたデパート担当者へのインタビューを行いました。
 
 (1)HP
 (2)パンフレット
 (3)店内各種掲示
 (4)店内各種放送



◆ 「日本語学基礎演習2」の流れ ◆


履修者は、それぞれ担当店舗を決め、調査の観点ごとに班に分かれました。
調査の観点は、「HP」「パンフレット」「店内各種掲示」「店内各種放送」で、調査項目とマニュアルを作成し、授業内で検討を加えました。

実態とは別に店舗ごとの多言語化に関する意識を聞くために、店舗ごとのインタビュー調査も実施しました。
(実態調査とインタビュー調査の調査票はこちら

インタビュー調査は一部の店舗(デパート)のみの回答となりました。
年末の繁忙期にもかかわらず、ご回答くださったご担当者のみなさまには、感謝申し上げます。




◆ 授業履修者 ◆

奥村智代・野澤淳那・澤入菜摘・服部久美子・宮崎佐知子・石井裕樹・佐々木宏子・清水和佳子・薛贇(セツ・ユイ)・稲川健太郎・塚本雅樹・松井一晃・飯田美奈子・大蔵麻文・出垣徹也・高野杏子 (以上、全2年生)




◆ 報告書作成作業補助 ◆

 「日本語学基礎演習2」では、授業のまとめとして冊子体報告書とHP版報告書を作成しました。
 冊子&HP作成作業には、以下の学生が参加しました。
 
 【冊子】上倉牧子(M1)・澤入菜摘・大蔵麻文・清水和佳子・佐々木宏子・飯田美奈子(以上2年生)
 【HP】 上倉牧子(M1)・大久保学子(4年生)・上野亜希(3年生)・澤入菜摘(2年生)




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