3.2. 言語変換
国文学科2年 高野杏子
3.2.1. 調査内容
日本語以外の言語に変換できるデパートのホームページはどのくらいあるのか調べた。
3.2.2. 調査結果
・東京23区内と近郊の店舗
1:日本語のホームページのみ・・・33店舗 97%
2:日本語以外の言語のホームページあり・・・1店舗 3%
ほとんどのデパートは日本語のホームページしか作っていなく、日本語以外のページのある店舗は1店舗のみだった。
・海外店舗
1:日本語のホームページのみ・・・14店舗 56%
2:日本語以外のホームページあり・・・11店舗 44%
海外店舗のホームページは東京23区内と近郊の店舗のホームページよりも日本語以外の言語のホームページが多かった。日本語以外のホームページのある11店舗すべて日本語と英語に変換可能だった。
・ホームページとパンフレット
1:ホームページもパンフレットも多言語対応・・・1店舗 3%
2:パンフレットのみ多言語対応・・・20店舗 59%
3:ホームページもパンフレットも日本語のみ・・・12店舗 35%
4:ホームページは日本語のみで、パンフレットはなし・・・1店舗 3%
ホームページもパンフレットも日本語のみの店舗は23区が2店舗に対して、近郊が10店舗と、圧倒的に近郊の店舗の方が多い。
3.2.3. 考察
予想以上に日本語のみのホームページが多かった。お客様からの要望がないことやホームページは日本にいるお客様が見るものと考えている店舗が多いためだ。
また、パンフレットの多言語化は進んでいるが、ホームページの多言語化はあまり進んでいない。
これからは、外国語版のホームページも必要だと考えているデパートもある。需要が増えれば外国語版のホームページもどんどん増えていくだろう。