4.1.エレベータ内の掲示

国文学科2年 奥村智代

〔調査概要〕

東京23区内と東京近郊のデパートを調査する。エレベータは各階どまりのものを調査対象とする。

エレベータ内の各階案内の掲示が何言語で表記されているかを調査した結果をグラフで示した。


〔調査結果〕

上記のグラフから、東京近郊よりも23区内のほうが多言語を使用しているデパートが多いことが分かる。
東京近郊では英語表記してある店舗は2店舗のみである。伊勢丹相模原店と?島屋立川店である。
?島屋立川店は米軍駐屯基地があるため英語表記もされていると考えられる。

やはり、近郊は地元の住民がターゲットとなっているせいか多言語化にあまり積極的でないという印象を受けた。


次に、23区内を地域別に分けてグラフに示してみた。

 



○デパートが一店舗のみだった地域

浅草−日、恵比寿−日・英、玉川−日


23区内をグラフで示した結果、東京都近辺(銀座・日本橋・有楽町)のデパートが、最も多言語化していることが分かった。
23区内のほかの地域は日本語のみの表記のほうが多かった。