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3.4 実店舗調査結果

0312154 宮寺ひかり

3.4.1 調査概要

実施日:平成25年11月5日 場所:東京都銀座、有楽町

3.4.2 調査結果

図6 方言を使用している都道府県

図6 方言を使用している都道府県

図7 方言使用の恒常性

図7 方言使用の恒常性

全国42都道府県店舗のうち北海道、岩手、秋田、山形、富山、福井、山梨、大阪、兵庫、山口、徳島、香川、高知、宮崎、沖縄の1道1府13県が方言を使用していた。高知県が5つで最もおおく、次いで山口県の3つだった。(図6)

また方言使用の恒常性について調べたところ、図7と図6を比べてみると、図6で方言使用数の多い高知県、山口県、沖縄県は図7において恒常性が見られることがわかった。

また、実店舗における方言使用には併用物があるものがあった。そのうちのほとんどの併用物がキャラクターであり、ご当地キャラやゆるキャラであることが分かった。

3.4.3 実店舗調査のまとめ

実店舗において方言を使用しているのは全体の3分の1程度であり意外と少ない。また最も多く方言を使用しているのは高知県で、5つ。続いて山口の3つ。方言は看板(臨時的掲示物)に最も多く使用され、~○○。と文章の最後にくる語尾の形が半数以上を占めている。また、方言使用数が多い県はより掲示の恒常性が高く、方言と併用されるのはその地域に関係のあるキャラクターが多かった。