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Group2 仮説2:メールの送信数が多い人ほど、顔文字を多く使っている

調査に使用した質問項目

Ⅰ (4). あなたは一日に何通くらいのメールを送信していますか。

  →メール送信数

Ⅲ (1). あなたは普段、家族や友人宛に送るメールに顔文字を使用しますか。
  最もあてはまる回答の番号に○を付けてください。

  →顔文字の使用頻度

分析結果

分析結果1

■この図は、メールの送信数と顔文字使用頻度を箱ひげ図にしたものである。

分析結果2

■この図は、平均メール送信数と顔文字使用頻度をグラフにしたものである。なお、全体の平均は約15.8通、「よく使用する」は24通、「たまに使用する」は約17.4通、「使用しない」は約4.8通だった。

分析結果3

左は、送信数と顔文字スコアを散布図にしたものである。送信数が一番多かった人のスコアが0だったので、参考までに載せた。右は送信数と顔文字スコアの相関係数である。データから、負の相関の関係であると分かる。

結果・考察

■回答者数19人のうち、「よく使用する」と回答した人は5人、「たまに使用する」と回答した人は9人、「使用しない」と答えた人は4人、欠損値は1という結果だった。

■以上の結果より、サンプル数も少なく、あまり大きな差は出なかったが、「たまに使用する」と答えた人よりも、「よく使用する」と答えた人の方が、比較的メールの送信数が多いことが分かった。ただし、今回の調査で最も多かった送信数の人は「たまに使用する」と回答しているため、必ずしも正しいとは言えない。しかし、顔文字を使用していると答えた人のメールの送信数は大概多かったので、大体仮説に当てはまるものと思われる。やはり、送信数が多い人ほどメールに接する機会も多く、顔文字も多く使うのではないかと考えた。ただ、散布図の結果を見ると、送信数が多くてもスコアが低い人もいるので、今回質問した顔文字は使わないが他のものなら使うという人もいるのではないかと思われる。また、相関係数から負の相関という結果が出たので、今回の調査では送信数が多い人ほどコアが低く、スコアが高い人ほど送信数が少ないと言えるだろう。

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