はじめに
日本語語句のうち、誤用されやすいと考えられる言葉についてアンケート調査を実施し、言葉の意味と使い方についてそれぞれ5語、計10語を選出。辞書に載っている意味、および使い方を正解、それ以外のものを不正解としてスコアをつけた。
調査対象は日本語学基礎演習1を履修している文理学部生19名で、有効回答数は17である。
仮説
全体のまとめ
- ・3つの仮説の検証により、新聞、読書、インターネットへの書き込みの量が、それぞれ日本語の誤用の多さに直接関係しているとは考えにくい。
- ・フェイス項目の冊数や回数の質問の仕方が曖昧で、回答者によって解釈が異なったことが考えられるので、もっと詳しくしたらより細かい結果が出せたかもしれない。
- ・他に誤用の要因としては、文字情報ではなく、会話などの耳づてに伝わった可能性が考えられる。
参考文献
■吉沢典男 『どこかおかしいあなたの日本語』 幻冬舎 2003年3月
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