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Group6 仮説1・仮説2

調査に使用した質問項目

II-④この一週間を平均して考えると、
一日何件ぐらいのメールを送信していますか。

回答:数字での回答

データの結果

データの結果1

★全体(48人)の平均送信数 13.0通

■ 男性(23人)の平均 9.4通
■ 女性(25人)の平均 16.2通

■ 親世代(24人)の平均 11.2通
■ 子世代(24人)の平均 14.9通

*数値は小数点以下第2位四捨五入した

データの結果2

子世代の平均

■ 男性(12人)8.3通
■ 女性(12人)24.1通

親世代の平均

■ 男性(11人)11.6通
■ 女性(13人)11.6通

結果

仮説①、②はその通りの結果となった(データの結果1)。
しかし、子世代だけでみれば、女性の方が圧倒的に平均送信数が多かったのに比べ、親世代では男女差は全く見られなかった。
また、男性だけで比べてみると、親世代の平均送信数が子世代を上回るという結果も見られた(データの結果2)。

考察

今回の調査で、電子メールが幅広い世代にとって、有効な連絡手段である事が分かった。調査開始前は、電子メールは子世代の言わば「遊び道具」のようなものなのではと予想し、電子メールの使用率は圧倒的に子世代の方が多いと考えていた。
全体の結果を見ると、確かに子世代の方が使用率は高かった(データの結果1)。しかし、親世代・子世代に予想していたほどの差はなく、男性に限ってみれば、親世代の方が使用頻度は高いという結果も出た。
これは、社会での正式な連絡手段として電子メールが幅広く用いられているからなのではと考える。そのために、男性に限ってみると、働き盛りである親世代のメール使用頻度が高くなり、子世代と親世代の差が逆転したのではないか。
今回は年齢と性別しか回答を求めなかったが、現在の職業と関連させれば、もう少し面白い結果が出たかもしれない。また、今回の調査は電子メール全般が対象だったが、携帯メールのみに絞っていたら、違った結果が出たのではないかと思う。

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