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Group3 仮説2:視聴するテレビ番組の種類によって、外来語と和製英語の区別においての認識に差がある。

NHKをよく見る→正答率が高い
ニュースをよく見る→正答率が高い
クイズ番組をよく見る→正答率が高い

質問項目

■『NHKとそれ以外の番組ではどちらをより多くご覧になりますか?』
 という質問で、NHKと民放との視聴傾向の差を調査した。

■どちらを答えた場合にも、以下の
 「ニュース番組」「スポーツ関係の番組」
 「教育番組」「ドラマ」「クイズ番組」
 「ドキュメンタリー」「バラエティ番組」
 「その他」
 の内、よく視聴する番組を2つまで記入してもらい、番組毎の視聴傾向を調査した。

図‐4


グラフは、NHKと民放の視聴者では、どちらが正答率が高いのかを表したグラフです。
NHK(3人)がと民放(22人)では度数にかなりの違いがありますが、割合に注目すると、NHKを中心に見ている人のほうが正答率が高いことがわかります。分かりやすくするために無回答を除いています。

図‐5


考察

NHKと民放では,NHKを中心に見ている人のほうが、わずかだが正答率が高いように思えた。また、民放視聴群においてはクイズ番組を選択した回答者がもっとも正解率が高く、スポーツを選んだ回答者に正答率が低い傾向が見られた。

→NHKの特にニュース番組では、民放の番組に比べ、外来語や和製英語を正しく使い分ける傾向がある(「ナイター」を「ナイトゲーム」と表現するなど)ので、本来の意味と違う使われ方をする和製英語などを聞いた際に違和感を感じ、外来語と和製英語を区別しやすいのではないだろうか。

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