0313096 渡邉もも
0313107 奥脇法子
吹き替え版映画における関西弁の役割、どのようなキャラクターが関西弁で吹き替えられているのかを調査。また、そのキャラクターについて関西弁を使うことによって日本人にどのような印象を持たせようとしているのかを知りたい。
特にジャンル指定せずにインターネットで検索をした。検索ワードは「関西弁」「吹き替え」「映画」をランダムに組み合わせて使用し、検索結果から関西弁に吹き替えられていた作品をピックアップした。
表1. 調査対象作品、調査対象キャラクターリスト
作品名 | キャラクター名 | 特徴 |
---|---|---|
ビートル・ジュース | ビートル・ジュース | スケベな性格 |
Mr.ディーズ | ロングフェロー・ディーズ | 真面目で優しい、お人よし、陽気 |
シュレック3 | シュレック | 怪物、心は優しい |
怪盗グルーのミニオン危機一髪 | グルー | 元悪党だが現在は改心し3児の父 |
LIFE! | ウォルター・ミティー | 平凡で冴えない男、妄想癖有 |
以上公開年順
分析観点は、「外見・やさしい・いじわる・かっこいい・冗談好き・けち・単純・頭がいい・食いしん坊・好色・下品、怖い(ドスが利いている)」
以上この13項目と各自で気づいた点も含めて、キャラクター性を分析。
・金水敏(2003)『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』 岩波書店
・金水敏(2014)『〈役割語〉小辞典』 研究社
・前田勇(1961年3月)「大阪弁の歴史と特性」『思想の科学』27号 より
井上史雄、篠崎晃一、小林隆、大西拓一郎編(1996)『日本列島叢書 方言近畿方言4』による ゆまに書房
・Wikipedia「べタな関西弁キャラの法則」
http://wiki.chakuriki.net/index.php/ベタな関西弁キャラの法則