国文学科卒業論文優秀賞・鈴木賞について

国文学科卒業論文優秀賞・鈴木賞

国文学科には、提出された卒業論文のうちとくに優秀なものを表彰する制度があります。
鈴木賞」とその後継として 2016年度に創設された「国文学科卒業論文優秀賞」です。
当ゼミ卒業論文の中には、これらの賞を受けたものも数多くあります。惜しくも賞を逃した卒業論文の中にも内容が優れているものや、テーマやアプローチ等の着眼点がユニークなものもあり、それらはリライトを経て、日本大学国文学会の機関誌である『語文』に掲載されています。

「鈴木賞」とは

★日本大学国文学会「鈴木賞」

鈴木知太郎先生を記念して設定された「鈴木賞」が昭和五十五年度より実施されている。
受賞者には表彰状、奨学金五万円、記念品(万年筆)が授与される。
なお、田中ゼミからの受賞者については、各年度の冒頭部分に掲載。

■日本大学国文学会鈴木賞奨学金 規定

第一章 総則

〈趣旨〉
第一条 本賞は鈴木知太郎先生の御遺徳を顕彰し後進の育成のためにこれを設定する。
〈賞金〉
第二条 本賞は鈴木賞奨学基金の果実をもって充当する。

第二章 運営

第三条
本賞は文理学部国文学科四年次において次の条件を備えている者に授与する。 (一)卒業論文が優れていること。
(二)学業成績・人物が優れていること。
〈詮衡〉
第四条
(一)本賞は文理学部国文学科専任教員により構成される詮衡委員会によって決定する。
(二)詮衡は毎年三月これを行う。
(三)本賞の授与者は一名とする。
〈表彰〉
第五条 本賞は受賞者には表彰状、奨学金、ならびに記念品を、その年度の卒業式の当日
授与し、これを日本大学国文学会総会において報告する。
〈その他〉
(一)基金の管理は国文学科研究室が行う。
(二)基金の会計については日本大学国文学会総会において報告する。
〈付則〉
(一)この規定は昭和五十六年二月一日からこれを施行する。
(二)候補者が二名以上の場合は再度合議の上決定する。

「国文学科卒業論文優秀賞」とは

日本大学国文学会 国文学科卒業論文優秀賞 規約

一、国文学科の卒業論文の中で、優れた論文に対して授与する。なお、優秀論文の中で特に優れた論文については、最優秀賞を授与する。
一、国文学科主任を選考委員長とし、国文学科の専任教員がその審査にあたる。
一、表彰は国文学会会長名で行なう。
一、表彰は学位記授与式の時に行なう。
一、受賞者には賞状と副賞を授与する。
一、副賞とその経費は国文学会の予算から支出する。
一、選考結果は、評議員会及び総会で報告する。
一、受賞論文は、原則として一年以内に「語文」に掲載する。

(2021年7月10日規約改定)