0312101 三村真由
私は中央通りの路面店84店舗、看板298枚を調査対象とした。詳しい分類を以下の表に示す。
表1. 中央通り調査対象店舗
日本/老舗 | 日本/新興 | 海外/老舗 | 海外/新興 | 計 |
---|---|---|---|---|
23 | 31 | 15 | 14 | 84 |
日本ブランドの店舗看板で使用されている言語を比較すると、日本語41%、英語59%と英語の使用率が高いことがわかる。
次に1店舗につき使用されている全看板の言語を日英でチェックし、半分以上使用されているのはどちらの言語なのかを新興店・老舗ごとに分類した。
図2 使用言語の割合を老舗と新興店で比較(%)
n=31(新興店)、n=23(老舗)
写真3 とらや
写真4 サマンサティアラ
上の写真から老舗・新興店、店のコンセプトなどで使用言語の選択に影響があることがわかる。
以上のことから、店舗看板と店のコンセプトは切り離せないことがわかる。そして店舗看板には店のイメージが強く出るからこそ、それは「銀座」のイメージにも大きく影響するのだろう。