このページのPDFを印刷

0312088 外川直人
0312043 藤ヶ崎りえ

2.1 調査概要

目標…フロアガイドとファッションビルの特徴と相違点を分析すること。

時間帯…昼間などの明るい時間帯。

調査対象…デパートおよびファッションビルの一階付近にあるフロアガイド。

調査店舗数…計11店舗(デパート…和光本館・銀座三越・松屋銀座・プランタン銀座本館・阪急MEN'S TOKYO・BARNEYS NEW YORKの6店舗、ファッションビル…ルミネ・ニューメルサ・メルサ銀座二丁目店・西銀座デパート・ギンザコマツの5店舗)

調査項目数(フロアガイド数)…全50個(デパート22個、ファッションビル28個)

調査方法…チェックシートの記入とスマートフォンでの撮影。

2.4.フロアガイドからみた銀座

デパートは外国人や障害のある方や高齢、社会人の顧客を、ファッションビルは小さな子供がいる家族連れなどの日本人顧客を対象としていることから、いくつかの違いが明らかになった。デパートはファッションビルよりも室内に多く設置され、フロアマップも多い。又、ピクトグラムは、化粧室は共に多いが、デパートは乳幼児施設より身障者用設備が多く、ファッションビルはその反対であった。

今回、調査を行った店舗の多くは中央通り沿いにあるが、交差点にある銀座駅より新橋方面の店舗は海外の店舗のバーニーズや外国人対応の厚いギンザコマツなど少し風変わりなものが多く、銀座駅より京橋方面の店舗は歴史の長く、客層としている年齢層が高い、そして、有楽町駅方面の店舗は対象としている客層が若く、庶民的な雰囲気がある。

調査を終えて、銀座は多くの人が抱いている高級というイメージの部分と、そうでない部分があることが分かった。デパートは銀座というイメージそのものに近いが、ファッションビルは私達が普段買い物をするものとなんら変わりはないことが分かった。

今日、中国人観光客の増加などを耳にするが、このような客層の変化や時代の流れによって、銀座の町がどのような影響受けるのか不安と期待を感じている。

ページTOPへ