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0312013 小野美緒
0312068 笠田拓也

4.1 調査概要

銀座に出店しているデパートとファストファッションのサービスや配布物には何種類の言語が使用されているのかを調べる。そしてどうしてその言語が使用されているのか、使用することによってどのような効果が狙えるのかを考察する。

4.1.2 調査分担

小野→ファストファッション(5店舗)

笠田→デパート(5店舗)

4.1.3 項目定義

チェックシートに則して各店舗を調査する。店内の撮影は可能な限りとし、配布物は積極的に収集する。

4.1.4 比較の定義

4.4 デパート・ファストファッションのサービスから見た銀座

双方の結果を統合すると、英語は世界共通語という認識が大前提にあり、なんとなくでも読める人が多いため使用頻度が多い。加えて英語は(特にファストファッションにおいて)オシャレ感を演出する効果も期待されているようである。

中国語・韓国語の使用は、近年増加傾向にある中国人・韓国人旅行者の影響であると言える。銀座は高級ブランド店が多く出店しているし、最近では大型家電量販店もオープンした。それらの多くは免税を行っているし、「Union Pay」が利用できる店舗もある。質の高い商品を安く手に入れられるため、銀座に旅行者が集中しやすいのであろう。また、歌舞伎座や築地市場にもアクセスしやすい。2020年には東京オリンピックも開催される。

現在の銀座は伝統的なものも最新のものも柔軟に受け入れる場所のように感じた。時代の流れに敏感に反応しながらも、不動のものもきちんとある見ていて飽きない場所だと調査を通じて感じた。

【参考文献】

・銀座の言語景観2-2012年度基礎演習2報告書-田中ゆかり編P46~48

【参考サイト】

日本政府観光局

GAPホームページ(閲覧日:2014年1月3日)

H&Mホームページ(閲覧日:2014年1月3日)

ZARAホームページ(閲覧日:2014年1月3日)

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