日本大学文理学部国文学科

2章 構内
2.1. 出口案内・禁煙表示・警備の注意
国文学科2年 宇田川幸作

1.調査項目

どの対象物も、多くの駅で使用されている基本形とも言える形があり、そのほかに例外的なものも散見されるという形であった。

2.調査結果

1.多くの駅に設置されていたものの例

1:出口(駒込駅)
1:出口(駒込駅)
2:禁煙(上野駅)
2:禁煙(上野駅)
3:警備(西日暮里駅)
3:警備(西日暮里駅)

出口案内は日本語、英語、中国語、韓国語の四言語が使用されていた。禁煙、警備の表示はともに日本語と英語のみが使用されていた。

2.特殊な例

4:出口(新大久保駅)
4:出口(新大久保駅)
5:禁煙(新宿駅)
5:禁煙(新宿駅)
6:警備(新宿駅)
6:警備(新宿駅)

新大久保や新宿などの駅では、他の駅には見られない独自の表示を使用していた。しかし、使われている言語を見てみると、基本形と変わらないもの(出口案内は日本語・英語・中国語・韓国語の四言語、禁煙・警備の表示はともに日本語と英語のみ)が使用されていた。駅の大きさ、利用客の多さなどの観点から、大規模な駅では特殊な表示がなされていると予想を立てたが、実際はあまり関係がなかった。

出口の案内に関しては、各駅それぞれ一種類のみが使われているわけではなく、敷地が広い駅では複数の種類が使用されていた。

下の写真は池袋駅の出口案内である。改札に近いところではこの例のように、日本語のみの簡単な表示がされていた。

池袋の出口案内

以下に、今回の調査の結果のグラフを示す。

出口案内・禁煙表示・警備の注意