2.6.みどりの窓口
国文学科2年 安達可奈
1.調査項目
山手線各駅構内におけるみどりの窓口の多言語対応を調査する。みどりの窓口が複数存在する駅では、特に大きい出口に附属するひとつのみどりの窓口を調査することとした。
【調査完了駅】
新宿、原宿、渋谷、恵比寿、五反田、品川、田町、浜松町、新橋、有楽町、東京、神田、秋葉原、御徒町、上野、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚、池袋、目白、高田馬場
2.調査結果
(1)みどりの窓口案内看板と、(4)利用者記入台注意書き、(5)記入用紙の言語対応の比較
3つともJR山手線各駅全体で結果にばらつきが少ないことから、JRの現在の多言語対応姿勢を示していると考えられる。
(1)みどりの窓口の案内看板
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※ピ=ピクトグラム
日英中韓ピ 20駅
日英中韓 1駅
表示無し 1駅
窓口無し 1駅
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調査したほぼ全ての駅で日英中韓の言語に対応していることがわかった。
(4)利用者記入台の注意書き
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※ス=スペイン語、タ=タイ語日のみ
日のみ 17駅
日英韓スタ 1駅
表示無し 3駅
窓口無し 1駅
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(5)記入用紙
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無し 23駅
窓口無し 1駅 |
(4)五反田駅で特殊な多言語対応例が出たものの他では日本語にしか対応していない。
(5)ほぼ完璧に日本語にしか対応していない。
以上から、みどりの窓口における現在のJRの多言語対応化は案内看板に日英中韓の表記を示すという程度までであることがわかる。
需要が無いせいもあるかもしれないが、記入台注意書き、記入用紙には多言語対応がほぼ見られない結果となった。