日本大学文理学部国文学科

2章 構内
2.4.トイレ・コインロッカー自動販売機
国文学科2年 折井めぐみ

1.調査項目

駅において、誰もがどれか1度は利用したことがあるトイレ・コインロッカー・自動販売機。今回はこの3つのものに関して、どのような言語が使われているか調べてみた。

なお、トイレ・自動販売機は山手線ホームの一番近く、コインロッカーは一番大きな改札に最も近いものを対象としている。

2.調査結果

1:トイレへの案内表示

駅構内にあるトイレへの案内表示について、どのような言語が使用されているか調査してみた。

案内表示の使用言語

「日・英・韓・中」の4言語が使われている駅が圧倒的に多かった。他の組み合わせはどれも少数だった。言語を用いずアイコンのみを使用していた駅は、新大久保駅だった。

2:コインロッカーの上の使用約款

コインロッカーの上に付いている使用約款。これに使われている言語を調査してみた。なお、代々木・有楽町・大塚・新大久保の4駅は、ロッカーが置かれていなかったため、数には含まれていない。

使用約款の使用言語

ほとんどが日本語表記のみで、英語表記もされている駅は少なかった。渋谷・目黒・品川の3駅では、言語のほかにイラストも使用されていた。

3:自動販売機の商品取り出し口

商品取り出し口のふたに表記されている言語を調査した。なおこれには、おつり取出し口の表記は含まれていない。

自動販売機の取り出し口