0313124 中川健司
0313045 山之井徹
東、南エリアは、「銀座」という言葉の持つブランド性を利用している、という傾向があった。
北エリアは低価格の店舗がなかった。書体についても筆書体という日本に昔からある書体を用いることで高級感を演出している印象を受けた。海外ブランドの高級店の品を外国からの観光客が購入することは少ないと我々は考え、北エリアの店舗は日本人の富裕層をターゲットにしているのではないか感じた。
西エリアは、近年、様々な文化の交差する場所として開発が進んでいる。デザイン書体の割合が多く見られたのもその影響といえるのではないだろうか。西エリアでは、衣類や、食で富裕層を呼び込むのではなく、文化的な方面から集客をする、という狙いがあるのであろう。
4つのエリアを総括すると、「銀座」という言葉はあまり外国人観光客に向けて使用されていないのではないだろうか。「銀座」という言葉に元々イメージを持っている日本人、特に富裕層の日本人に向けて銀座表記がなされているのではないかと考察する。