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第6章 「和」を売り出す店における言語表記

0314124 佐野元基
0314140 濱田雄大

6.1.調査概要

銀座において「和」を売り出している店舗を、
●『人工的に作り出された「和」』
●『歴史ある由緒正しい「和」』
以上二つの観点で分類し、それらがどのような言語表記をしているかを調査する。この比較によって、それぞれにおける日本語の使われ方、ターゲット層や企業戦略などの違いが浮き彫りになると思われる。

6.4「和」への意識

調査前の見込みとしては、売店やデパートでは文字表記や商品のプライスカードといったものは店舗全体で一定程度「統括」されており、調査により共通の部分が見えてくるのではないか、と見込んでいた。しかし調査すると店ごとに対応はバラバラで、特にそのようなところは見られなかった。主となる看板やのれんこそ筆を用いたような字体が多く使用されていたが、商品のプライスカードなどは日本語表記に目立った特徴が見当たらなかった。今回調査した店舗では外国語の展開を人気商品や目玉商品に絞っているところもあり、店側の基本的なターゲットやはり依然として日本人であると考えられる。このように店ごとに外国客に対しての意識は少しずつ異なっているようで、「和」を意識するところとそうでないところは、きちんとメリハリをつけて使い分けられているのだろう。

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