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第2章 銀座の百貨店における外国人観光客への取り組み

2.3.フロアガイドから見る各百貨店の求めている客層の考察(角田大知)

2.3.1.調査概要

各店舗のフロアガイドで使用されているピクトグラムや言語を調査してどのような取り組みをしているかを調べる。

2.3.2.調査結果

表3 各店舗が使用している言語

  • 一番多くの言語を使用しているのは阪急メンズ東京の4か国語5種で、次点が4か国語の三越だった。
    →この2店舗は多くの国の客をターゲットにしていると一目でわかった。
  • 一方ほとんどの店舗が日本語と英語の2か国語であった。これらの店舗は英語圏の客層を求めているのか?
    →英語が世界共通語と認識されて英語がどの国の人でもある程度わかるのではないか。

図 言語の習得者数

※上、全体の話者 ※下、ネイティブの話者

(statista https://www.statista.com/statistics/266808/the-most-spoken-languages-worldwide/)

母国語、第二言語、さらにバイリンガルや言語習得者を含むデータによると、英語が世界で一番話されている。したがって、世界で一番通じやすいということである。

2.3.3.フロアガイドのピクトグラムについて

基本的にはパンフレットと同じであった。しかし、見やすさという点から、デザインのほうが少し違っていて、若い人が多い店舗はピクトグラムをポップなものにするなどの工夫がしてあった。

2.3.4.フロアガイドにおける考察

多くの言語を使用しているところもあるがほとんどが日本語と英語である。しかし英語圏がターゲットなのではなく、より多くの国の人たちがわかるように世界で1番多く使われている英語を使用している。以上のことから銀座の百貨店は世界中の様々な国から来る観光客をターゲットにしていると考える。

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