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第7章 銀座百貨店のレストラン街における言語景観の比較

7.5.三越銀座のレストラン街における言語景観について(澤田直人)

7.5.1.調査概要

三越銀座は日本百貨店協会にも加盟していて。多くの外国人観光客が訪れるデパートである。その中でもレストラン街に着目し、それぞれ、和食、アジアン、カフェ、フレンチ・イタリアンに分類して、どのような特徴と言語表記されているかを調査した。

7.5.2.調査結果

表1 対象店舗と価格帯、掲示物の有無

店舗ごとにどのような掲示物があるかということと、価格とジャンルを一覧にまとめて表である。調査する階があがっていくほど、使用される平均予算が多くなることが分かった。掲示物は、カフェを除いて、11階より12階の方が少なかった。しかし、言語表記の多さは、階によって、変化は見られなかった。

表2 店頭メニューにおける使用言語

表2は、店頭にあるメニューがどのような言語表記をしているかを表したものである。店頭メニューには、日本語、英語、簡体字、繁体字、韓国語、フランス語が見られた。言語表記が少ない店舗はサンプルやショーウィンドウなど、見た目で得られる情報量が多かった。

7.5.3.まとめ

メニューもあまり変化することがないので、恒常的な掲示物と考える。三越銀座のレストラン街には、どの店舗にも店頭メニューが置かれていた。多くの言語で表記されているものもあれば、日本語のみでしか書かれていないものもあった。サンプルやショーウィンドウ、電子メニューなどもあり、目を引くものがあった。言語表記からは、ジャンルによってターゲットとしている、外国人観光客が違っていることが読み取れて、充分にインバウンド対策がされていることがわかった。

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