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第2章 銀座のアンテナショップにおける言語景観

2.5.各アンテナショップの外国人向けサービス(高野佑亮)

表1 各アンテナショップの外国人向けサービスの調査結果

店名 Free Wi-Fi クレジットカード 外国語対応 HP 合計
銀座わしたショップ 0 11 0 1 12
いわて銀座プラザ 1 5 5 1 12
ぐんまちゃん家 2 1 2 1 6
銀座NAGANO 0 0 0 5 5
おいしい山形プラザ 0 0 0 4 4
銀座熊本館 0 3 0 1 4
広島ブランドショップ「TAU」 0 0 0 3 3
まるごと高知 0 0 0 1 1
茨城マルシェ 0 0 0 1 1
いしかわ百万石物語・江戸本店 0 0 0 1 1
合計 3 20 7 19 49

上位4店舗の中でいわて銀河プラザとぐんまちゃん家が満遍なく実店舗でのサービスに力を入れているのに対し、銀座NAGANOと銀座わしたショップはそれぞれHPとクレジットカードに特化して外国人向けサービスを行っていた。

図1 ぐんまちゃん家の外国人向けお土産

図2 いわて銀河プラザの通訳

2.5.1.まとめ

実際に見て回った感想としては外国人観光客が買い物を楽しむことが出来るだろうと感じたのはぐんまちゃん家といわて銀河プラザのみで、全項目満遍なく外国人向けサービスを行っていたのは調査した店舗の中には無かった。

また、アンテナショップで多言語での県についての紹介があったのがいわて銀河プラザのみであったことを考えると県に外国人観光客を呼び込む手段としてアンテナショップのあまり有力でないと思われているように見えた。そのため一気に外国人向けのサービスが進むことは無さそうだ。しかし調査している間にも良い方向に変化が見られた店舗はあったため少しずつでも外国語対応は進んでいくことが期待される。

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