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第4章 銀座のラーメン店における言語景観について

4.6.その他案内表示とホームページの言語表示(藍野浩太)

4.6.1.その他案内表示

図2.その他案内表示の言語ごとの内訳

全体として日本語表記されたその他案内が約6割を占めた。外国語表記のその他案内の有無について個人店とチェーン店で比較をすると、個人店で外国語表記されたその他案内があった店舗は1店舗のみであるのに対してチェーン店では外国語で書かれたメニューがあることを示すものや列の並び方に関して言及しているものが多く見られた

4.6.2.インターネット上の外国語対応状況

個人経営の店舗はホームページをほとんど持っておらず、チェーン店は持っていることが多かった。多言語対応をしているホームページを持つ店舗は3つのみで展開している規模が比較的大きいチェーン店であった。

個人経営の店舗ではその他案内を外国語表記で掲示しているところはほとんど無く、日本国内のお客への案内を目的として掲示していると思われる。

チェーン店は約半数の店舗が主に英語を用いてその他案内を掲示していた。

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