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第3章 銀座のパンフレットとフロアガイドからみる言語景観

3.5.フロアガイドの言語表記について(峰島大貴)

3.5.1.調査概要

各店舗のフロアガイドを調査し、言語表記がどのようになっているか調査する。

3.5.2.使用言語についての調査項目

図5にある、各階ごとの分類表記と、さらに詳細な分類。図6にあるような店名の表記の計3点である。

図9.松屋銀座のフロアガイド 5階

図10.GINZA SIX のフロアガイド 1階

3.5.3.分析・考察

新宿が一番多言語化されており、次に銀座・有楽町、池袋の二地域がほぼ同じ使用言語数になっている。
→新宿に訪れる観光客より銀座・有楽町に訪れる観光客はフロアガイドに頼らないのではないか。

千葉が一番対応言語数が少ない。
→都内に比べ、千葉はフロアガイドが外国人向けではない。

図11.地域別平均使用言語数

3.5.4.フロアガイドの階表記について

地下一階と地上一階がどのような表記になっているかを基準にして調査した。

3.5.5.調査分析・考察

「B1/1」が一番多かった。
→一般的な表記ではないか。

「-1F/1F」は銀座・有楽町にあるEXITMELSAの一店舗のみであった。
→観光客向けの表記ではないか。

図12.階数表記について

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