表2.ホテルインターフォン使用言語集計結果とホテルの属性
使用言語 | 開業年 | 地区 | 価格(円) | |
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ホテルユニゾ銀座7丁目 | 日・英・中(簡)・韓 | 2016年 | 銀座7丁目 | 8820 |
ホテルユニゾ銀座1丁目 | 日・英 | 2016年 | 銀座1丁目 | 13788 |
相鉄フレッサイン銀座7丁目 | 日・英・中(簡)・韓 | 2016年 | 銀座7丁目 | 9900 |
相鉄フレッサイン銀座3丁目 | 日・英・中(簡)・韓 | 2017年 | 銀座3丁目 | 9900 |
三井ガーデンホテル銀座プレミア | 日・英 | 2005年 | 銀座8丁目 | 20340 |
ミレニアム三井ガーデンホテル東京 | 日・英・中(簡・繁)・韓 | 2014年 | 銀座5丁目 | 20000 |
アパホテル銀座 京橋 | - | 2013年 | 京橋3丁目 | 11500 |
ホテル銀座ダイエー | - | 1979年 | 銀座3丁目 | 7500 |
ホテルサンルート銀座 | 日・英 | 2015年 | 銀座1丁目 | 11000 |
ソラリア西鉄ホテル銀座 | 日・英・中(簡)・韓 | 2011年 | 銀座4丁目 | 15600 |
ホテルミュッセ銀座 | 日・英 | 2018年 | 銀座7丁目 | 13500 |
ダイワロイネットホテル銀座 | 日・英 | 2015年 | 銀座1丁目 | 15000 |
表(-)はインターフォンがなかったことを示す
価格は宿泊日を2018年12月25日とする場合
インターフォンを設置しているホテルでは、日本語表記の下に英語表記が必ずあり、中国語簡体字と韓国語はセットになっている場合がほとんどである。中国語繁体字は、1店舗のみの使用で、中国語はどちらか一方のみの表記で済ませているホテルがほとんどであることがわかる。さらに同じグループのホテルでも使用言語に違いがあるホテルもある。
ホテルインターフォンが設置してある場合、その使用言語はホテルのターゲットとする客層、開業年、場所による違いがある。
年々増加していく訪日外国人に合わせるかたちで、使用言語数は増加していると言える。さらに、1泊1万円以下のホテルはターゲットを多国籍にしているため、言語数が多く、1万円以上のホテルは、宿泊費にお金をかける欧米人をターゲットにしているため、必ず英語表記があると考えられる。高価格ホテルの中には言語対応が豊富なホテルもあるが、それはホテルの場所が強く関係していると言える。銀座中心地は観光名所が多く、多くの外国人観光客がおり、使用言語数もそれに応えるようになっている。反対に1丁目などは中心地から離れ、オフィス街になっていることから、ビジネスマンの宿泊地としてホテルが建っているため、言語数が少ないと考えられる。