このページのPDFを印刷

第4章 デパートにおけるトイレの言語景観

0317117 鈴木理奈
0317130 堀井早苗
0317131 松尾桃花

4.1.目的

銀座のデパートのフロアをファッション・化粧品・食品の3種類に分けて、トイレ(個室トイレ・多目的トイレ)内のピクトグラムと言語、恒常的・臨時的掲示物とトイレの表記名の言語の差異を調査する。

4.2.調査概要

4.2.1.調査対象

図1.調査店舗

1.銀座三越 東京都中央区銀座4-6-16
ファッション:3F
化粧品:B1F
食品:B2F
2.和光銀座/本館 東京都中央区銀座4-5-11
ファッション・化粧品:3F
3.GINZA SIX 東京都中央区銀座6-10-1
ファッション:3F
化粧品:B1F
食品:B2F
4.松屋銀座本館 東京都中央区銀座3-6-1
ファッション:3F
化粧品:1F
食品:B1F

4.2.2.調査項目

ここでの恒常的掲示物はメーカーが貼っている設備の使用案内のことを示し、臨時的掲示物はデパートがその上からテープなどで貼っている、補足的なもののことを示す。

写真1.恒常的掲示物

写真2.臨時的掲示物

ピクトグラムの規格は三種類ある。その特徴を以下にまとめる。
・JIS(日本工業規格):手先が直角
・ISO(国際標準化機構):細身でシャープ
・AIGA(アメリカ・グラフィック・アーツ協会):手先が丸い。

デパートの個室・多目的トイレの恒常的・臨時的掲示とピクトグラム、トイレ入り口付近の案内板、吊り下げ案内板

4.2.3.観点その1

トイレ内臨時的掲示の使用言語数、トイレ内・案内板のピクトグラムの種類、トイレ入り口付近・吊り下げ案内板のトイレの表記名

4.2.4.観点その2

使用されているピクトグラム、恒常的・臨時的掲示の使用言語数の違い、デパートごとのトイレの表記名の言語の違いを各デパートで比較。

4.3.分担

4.3.1.調査の分担

個室トイレ:堀井
多目的トイレ:松尾
入り口付近・吊り下げ案内板:鈴木

4.3.2.分析の分担

各自調査を担当した物を分析の対象とし、比較を行う。

4.7.班全体のまとめと課題

フロアごとに使用言語に差があり、ターゲットとしている客層とデパートの雰囲気を意識した掲示がされていた。そして、案内板の言語はフロアごとの差はなく、ピクトグラムが重要視されていた。
規格のピクトグラムとオリジナルのピクトグラムが場で使い分けられている理由を今後の課題としたい。

4.7.参考サイト

GINZA SIX(2018年12月17日)
https://ginza6.tokyos

銀座三越(2018年12月17日)
http://www.ginza.jp/landmark/119

銀座和光(2018年12月17日)
https://www.wako.co.jp/

東洋経済ON LINE(2019年1月7日)
https://toyokeizai.net

日本政府観光局(JNTO)(2018年12月20日)
https://www.jnto.go.jp/jpn

東京都産業労働局(2018年12月20日)
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/

松屋銀座(2018年12月17日)
http://www.matsuya.com/m_ginza/

ページTOPへ