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第7章 コンビニエンスストアの言語景観

7.4.銀座の言語景観(海老名大陸)

7.4.1.調査概要

・銀座のコンビニエンスストアの「商品説明」について調べる
・「晴海・中央通り」、「銀座和光から300m未満」、「銀座和光から300m以上」の店舗を比較する

7.4.2.調査結果

・商品説明

表1.商品説明の調査結果

商品説明
中(簡) 中(繁) その他 言語数
晴海・中央通り
セブンイレブン銀座地下街店 0 0 0 0 0 0 0
セブンイレブン銀座通り口店 1 1 1 0 0 0 0
ファミリーマート銀座中央通り店 1 1 1 1 1 0 0
300m未満
ローソンGINZA SIX店 0 0 0 0 0 0 0
ローソン銀座三丁目店 1 0 1 1 0 0 0
ファミリーマート銀座六丁目店 1 1 1 1 1 1 1
300m以上
セブンイレブン銀座六丁目店 0 0 0 0 0 0 0
ローソン東京銀座ベイホテル店 0 0 0 0 0 0 0
ファミリーマート銀座一丁目昭和通り店 0 0 0 0 0 0 0

グラフ1.調査結果のグラフ

商品説明の平均使用言語数は4.7であった。晴海・中央通りの店舗では商品の説明がない店舗が2店舗あった。その2店舗は、お客さんが多く店舗が小さかった。商品をじっくり選んで買ってもらおうとすると回転が悪くなるので説明を排除したのだと思う。
商品説明があった6店舗は共通して、日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語があった。
中国語(繁体字)がない店舗は2店舗で、どちらもローソンである。ローソンは中国語(繁体字)を積極的に使っていない傾向があると感じる。しかし、ローソンGINZA SIX店は、広さや雰囲気が他のローソンとは違っていて特別感があるので、中国語(繁体字)が存在したのだと思う。

写真1.ローソンGINZA SIX店の商品説明

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