東京都23区における自治体の言語サービスの実態

各区の概況調査

杉並区概況

国文学科 大谷

杉並区について

都心周辺の住宅地としての役割が強く住宅地が全体の約8割を占めている。また都心に近いが自然が豊かで公園や緑地が多数ある。広さは東京23区で8番目の大きさである。
高円寺・和泉・荻窪・阿佐ヶ谷の順に人口が多い。これはJR中央線沿線・環状七号線沿い・環状八号線沿いに人口が集中しているといえる。(人口データは平成18年国勢調査 調査日17年10月1日より)
友好都市はソウル市特別区瑞草(ソッチョ)区とオーストラリアのウィロビー市。

人口について

23区内で6番目に人口が多く、288,475世帯 523,526人(平成19年11月1日現在)が生活している。夜間の人口を100としたとき昼間の人口は82.1という数字が出ており、通勤・通学などで一日に10万人近くの人が流失している。この数字からも住宅地としての役割をしていることがわかる。

外国人の人口の変化
登録人口上位5カ国の人口変化
国名 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年
中国 3,910 4,178 4,304 3,973 3,761
韓国又は朝鮮 3,214 3,172 3,081 3,076 3,021
アメリカ(米国) 654 655 673 686 681
フィリピン 537 552 547 558 546
イギリス(英国) 330 331 297 298 295