国文学科2年 井坂茉央
東京23区の各区役所内で、記入用紙に使用されている言語を対象に調査をした。外国人登録用紙の言語割合と、障害・老人福祉の使用フォントをとりあげる。
(1)外国人登録
(2)障害福祉・老人福祉フォント
日本語以外の言語では、英語が、記入用紙に最も使用されていた。これは中国語・韓国語よりも、英語の方が使用頻度が高く、より多くの人に理解される言語であるためと考えられる。外国人登録用紙の使用言語が多かった地域として、外国人登録数が多い、大学が多数立地するなどの特徴があげられる。
障害・老人福祉では、普段目にすることの多い明朝体よりも、ゴシック体で書かれている地区の方が多かった。一定の太さで書かれた文字の方が見やすいため、読み間違いを少なくする理由であると思われる。しかし、障害者福祉では、逆に明朝体表記の方が多い結果となった。