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第2章 フロアガイドの報告と分析

2.4.正面入り口のフロアガイド(菅原安由雲)

表2.正面入り口のフロアガイドの各使用言語

施設名
(簡体字)

(繁体字)
使用
言語数
開業年 改修年
阪急メンズ東京 220112019
有楽町マルイ 2 2007 2017
GINZA SIX 2 2017
マロニエゲート銀座2&3 1 2017  
東急プラザ銀座 4 2016  
銀座ベルビア館 2    
EXITMELSA 1 2015  
ルミネ有楽町店 1 2011 2013
松屋 2 19252013
ギンザ・グラッセ 2 2008  
和光 1 18812008
有楽町イトシア 1 2007 
マロニエゲート銀座1 1 2007  
バーニーズニューヨーク
銀座店
1 2004  
銀座三越 4 19282003
銀座コア 4 1982 2001
有楽町マリオン 2 1984  
メルサ銀座二丁目店 1 1971  
NISHIGINZA(西銀座) 1 1958 
各言語使用数(縦計) 19 11 3 0 3     

施設ごとに使われている言語が、開業年と改修年によってどのように影響されているのかに着目して調査した。今回調査していただいた19個の施設と使用言語数を見渡すと、総合的に日本語と英語が使われていることがわかる。また、中国語の簡体字と韓国語は一部の施設では使われているが、中国語の繁体字は、全く使われていないことがわかる。

これをこの使用言語数と開業年・改修年を比較してみる。調査する前、開業年・改修年が古ければ古いほど、日本語と英語のみといった使用言語数が限られているというイメージを持っていた。しかし、この図をみると、開業年・改修年によって使用言語数が増えたり、減ったりすることはなく、施設の外国人来客数や店員の意図によるものであることがわかった。

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